どのポイントにも、理由が横に書かれています
Reward Study で動くポイントにはすべて、上がるにしても下がるにしても、理由と、それを発行した保護者と、原因となったやることやごほうびへのリンクがついています。残高のなかに、説明のつかないものは何もありません。Pro では、履歴全体が保護者の PIN の先で9列の CSV として書き出され、そのまま表計算ソフトで開けます。
台帳の CSV 書き出しの列数
理由が書かれていない台帳の記録の数
課題
なぜ本当の言い争いの種は、お手伝いそのものではなく説明のつかない残高なのか
冷蔵庫の表にペンで書かれたポイントは、ポイントが与えられたことを記録します。何のために与えられたかは記録しません。1か月後、合計は誰にも説明できない数字になり、誰にも説明できない数字は、子どもが理にかなった形で異議を唱えられる数字です。本当に立ち返れるものが何もないからです。
どの記録にも理由がついていれば、残高が記憶しだいになることは決してありません。今週なぜ片方の子のポイントがもう片方より多いのか、なぜ数字が思ったより低く見えるのかを覚えておく必要はありません。台帳は、それを動かしたすべての記録の横に、順番どおりすでに理由を書いてあるからです。
これがいちばん大事になるのは、まさに保護者が日々そばにいられないとき、遠くで働いているとき、旅行中のとき、単にやることが承認されたその部屋にいなかったときです。あとから台帳を読むもう一方の保護者は、又聞きの要約ではなく、承認した保護者がそのとき見たのと同じ理由を見ます。それこそが、それぞれが自分だけの子どもの記録をつけるのではなく、2人の保護者が1つの台帳を共有することの意味のすべてです。
子どもの側から
予告なく残高が変わったとき、子どもには何が見えるのか
残高への無言の変更は、その裏に保護者のまったく正当な理由があっても、恣意的に見えてしまいます。Reward Study での手動のボーナスや手動の減点には、必ずお子さまが見られる理由がついています。近所の人を手伝ったなど、やることのリストの外にある何かへの称賛であっても、家庭の決まりを破ったことへの結果であってもです。
この見える化は両方向に働きます。減点に納得できないお子さまも、当てずっぽうで理由を推測するのではなく、少なくとも書かれた理由を見られます。これは、公平さをめぐるかもしれない言い争いを、悪くても特定の判断についての会話に変えます。そもそも保護者の承認なしには何も支払われませんし、台帳はそれをあとから証明するものです。
同じ記録が、お子さま自身の側にある週間の進捗カードを支えています。その週の棒グラフ、以前の期間との比較、家庭が始まってからの合計、そのすべてが台帳の記録から直接読み取られます。1.8.1以降、この読み取りは広げられ、理由つきで手渡しされたポイントは子どもが何かをしたことに数えられ、減点は決して数えられなくなりました。これにより、進捗の表示はいまの残高だけでなく、努力について正直なままでいられます。記録が理由のついた記録ではなく、ただの数字だったなら、そのどれも不可能だったでしょう。
仕組み
台帳は正確に何を記録し、書き出しには何が入っているのか
台帳のどの記録も、同じ形をしています。何が起きたか、その理由、発行した人、そしてあれば、関わった特定のやることやごほうびへのリンクです。このリンクこそが、台帳を単なる数字の一覧から、保護者やお子さまが記録ごとに、特定のお手伝い、特定の承認、特定の交換されたごほうびまでさかのぼれる、実際の履歴に変えます。
Pro では、その履歴全体が9列の CSV として書き出され、どの日付も ISO 8601 形式なので、どの表計算ソフトでもきれいに開けます。
- 日付
- 子ども
- 種類
- 金額
- 理由
- 発行者
- リンクされたやること
- リンクされたごほうび
- 取り消し元
書き出しは1つの家庭に限定されているので、2つの家庭を運営している家族が、片方の台帳がもう片方に誤って混ざるのを見ることは決してありません。1つのために生成されたファイルが、もう1つの履歴と混ざることもありません。
「取り消し元」の列があるのは、承認の待ち行列自体が取り消しを許しているからです。保護者は承認し、理由を添えて却下し、待っているものをまとめて承認し、あとからどちらの操作も取り消せます。承認が取り消されたとき、台帳は元の記録を単に削除して何もなかったことにするわけではありません。取り消しをそれ自体の記録として、取り消した対象にリンクづけて記録します。だから CSV は、履歴をひそかに書き換えるのではなく、最初に何が決まり、何がそれを変えたかを常に示します。
誰が見られるのか
なぜ台帳の書き出しには保護者の PIN が必要なのか
CSV の書き出しは、2つの方法で同時に守られています。Pro の機能であることと、端末がすでにロック解除されていても保護者の PIN の先にあることです。子どものすべての金銭的な履歴、保護者がこれまで減点につけたすべての理由も含めて、それはまさに、家族の iPad を手にした子どもがうっかりタップ1つで見られてはいけない種類の記録です。
この PIN は、アプリのほかのすべての保護者の操作を守っているものと同じで、書き出し自体が読んだり漏らしたりできる場所ではなく、端末自身のキーチェーンにソルトを加えてストレッチしたハッシュとして保存されています。端末のパスコードへの代替手段もないので、たまたまスマホのロック解除の仕方を知っている子どもでも、書き出しにはたどり着けません。
これらのどれも、台帳が自然にどこかへ行くことを意味しません。アプリのほかのすべてと同じように家庭自身の iCloud のなかにあり、CSV は欲しいときに自分で生成して自分で持っておくファイルであって、ほかの誰かが見る報告書ではありません。そもそも Reward Study には、それを送る先の自前のサーバーがないからです。書き出しを含め、Pro が何を解除するかの全体像は料金ページにまとめてあります。