崩れ方
崩れ方は4つ
外から見ると崩壊は急に見えますが、ほぼいつもこの4つのどれかで、しかも同時に全部ということもよくあります。
- 子どもが約束の中身を忘れる。あるいは、もっと都合のよい版を覚えている。
- 保護者が、もう渡した分を忘れて、当てずっぽうで決める。
- 記録がないので、意見が食い違っても判定する人がいない。
- 更新そのものが1つの作業になり、静かに止まる。
どれもやる気の問題ではありません。全部、やる気の衣装を着た帳簿の問題で、だからこそごほうびを大きくしても1つも直りません。
直し方
書いたものは記憶に勝ちます
約束を2人とも読める場所に置けば、全体が記憶力テストではなくなります。値段は前もって決まっています。ポイントにはどれも、動いた理由、動かした人、日付がついています。
履歴は両側で同じものです。子どもが隠せるものはなく、保護者がこっそり書き換えられるものもありません。そして後半のほうが前半と同じくらい大事でした。公平だと子どもが信じている仕組みは、意見の食い違いを越えて残ります。そうではないと疑われている仕組みは、最初の1回で終わります。
ポイントを直す必要があるときは、起きたことを書き換えるのではなく、それ自体が記録されるボーナスか減点で直します。
ペース
分ではなく、月がかかるように作っています
連続記録は続いた日数を数えます。レベルは承認されたやることを数えます。バッジは11のコースにそれぞれ4段階、合わせて44個あり、上の段階は長くかかるようにしてあります。
このペースは意図したものです。5分で手に入るバッジは何も教えませんし、2週目にはもう価値がありません。だいたいそれが、よくあるゲーミフィケーションの寿命です。お手伝いを楽しくするのが目的ではありません。楽しくはないからです。目的は、自分がやってきたことの長くて目に見える記録が、眺めていて本当にやる気の出るものになることで、シールにはそれができません。
限界
ごほうびの仕組みが直せないこと
嫌いなことをやりたがるようにはなりません。何をしてもなりませんし、そうなると言う仕組みは何かを売っています。
効くのは、本当に交渉の余地があることです。決まりきった家の仕事、学校に足してやってほしい読書、自分で立つまでに数か月の支えがいる習慣。効く理由は、条件が目に見えていて安定しているからで、ポイントが魔法だからではありません。
しつけの道具でもありません。減点はありますが、よく使うと、子どもが勝とうとする仕組みではなく、避けようとする仕組みに変わります。